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2009年版
新印刷市場総覧
2009年1月28日刊行 お申し込みはこちらまで
2009年版 新印刷市場総覧
『オフセット印刷から無版印刷への新旧交代市場の総合分析』
=電子写真方式やインクジェット方式の出力機とオフセット印刷機の用途別市場
(ハード、トナー、インク、紙、ランニングコスト)の競合状況と将来性を探る =

Ⅰ.調査主旨 
1. 電子写真方式のプリンタや複写機の高速機は、これまでオフセット印刷機が手掛けてきた分野に進出し始めてすでに10年が経過している。無版印刷は、有版印刷機のような無駄がでないので少部数印刷ユーザーに向いているといわれた。そのためインディゴ、ザイコンなどの海外メーカーから次々と新製品が出されたが、品質問題のため思うように普及していない。また、国内メーカーでは、富士ゼロックスがドキュテックを上市し、印刷向け業務向け市場を開拓し、徐々に市場を拡大してきた。
2. 次いでコニカミノルタのカラープリンタは、業務用印刷機としてドキュテックより安い価格で上市したため、さらに市場に刺激を与え、POD(プリントオンデマンド)市場が注目され始めた。そして、2007年にはキヤノンが、2008年にはリコーが業務用のカラー出力機を上市し、市場がやっと活気づいてきた。
3. 無版印刷は、最初は多品種少量印刷向けとみられたが、次いで、一部のデータのみを変えて印刷するバリアブル印刷(NTTなどの請求書に代表される One to One Marketing)として注目された。次いで、印刷の一部に広告を載せたトランスプロモ(プロモーションが入ったトランザクション印刷)が注目されるようになり、多品種大量印刷まで印刷範囲を拡大し始めている。
4. 一方、電子写真方式の出力機では、凹凸のある紙への印刷は難しいため、インクジェット方式の出力機が注目されるようになり、この新市場にインクジェット方式のプリンタも競合し始めようとしている。
5. 印刷技術方式の違いのみならず、印刷用紙の大きさも市場を分けている。少ロットのA2以上のカラーは、これまで電子写真方式がなく、大判インクジェット方式の独壇場だった。しかし、最近になりA0のカラー電子写真方式の出力機が上市された。また、2009年夏にはA2サイズの超高速インクジェットプリンタが富士フイルム、大日本スクリーンから発売される見通しで、オフセット印刷市場の代替を狙っている。
6. これまで印刷といえば、オフセット印刷機に代表される「有版印刷機による印刷」であった。しかし、この10年間で電子写真印刷やインクジェット印刷機の画像レベルが飛躍的に向上したために、これまでのオフセット印刷機が手掛けてきた分野のみならず、多品種少量印刷、トランザクション印刷など、手掛けてこなかった分野まで市場が拡大していくことが分かってきた。
7. そこで弊社では、オフセット印刷機、電子写真印刷機、インクジェット印刷機が、利用分野ごとにどのように競合し、どのように棲み分けているのかを、ハードウェアの出荷状況、トナーの出荷量、インクの出荷量、紙の種類別出荷量、チャージシステム、ランニングコストなどを総合的に比較分析し、今後の市場を予想しようとするものである。
8. 「ユーザーアンケート」も実施し、プロ向けの電子写真製品やインクジェット機、大判サイズ機のユーザー10社、17製品についての調査結果も掲載した。
Ⅱ.調査対象品目
1. 調査対象品目
Ⅲ.調査対象先
 1)電子写真方式の複写機、プリンタメーカー
富士ゼロックス、コニカミノルタ、キヤノン、リコー、桂川電機、HPインディゴ、パンチグラフィックス、コダック、オセ、昭和情報機器、他
 2)インクジェットプリンタメーカー
HP、キヤノン、セイコーエプソン、ミヤコシ、富士フイルム、ミマキエンジニアリング、コダック、オセ、大日本スクリーン製造、セイコーアイ・インフォテック、武藤工業、ローランド、他
 3)軽印刷/オフセット印刷機メーカー
ハイデルベルグ、小森コーポレーション、三菱重工業、マンローランド、ハマダ印刷機械、リョービ、アキヤマインターナショナル、他
 4)トナーメーカー/インクメーカー
富士ゼロックス、コニカミノルタ、キヤノン、リコー、HPインディゴ、パンチグラフィックス、コダック、オセ、セイコーエプソン、DIC、東洋インキ、サカタインクス、他
 5)紙・フイルムメーカー
・日本製紙、大王製紙、王子製紙、三菱製紙
・巴川製紙所、富士フイルム、ユポ、3M、リンテック、きもと、桜井、他
 6)印刷会社
大日本印刷/凸版印刷/トッパンフォームズ/共同印刷/図書印刷/日本写真印刷 /光村印刷/三浦印刷/野崎印刷紙業/古林紙工/宝印刷/プロネクサス、他
 7)主要ユーザー10社
(1)電子写真ユーザー
①富士ゼロックスユーザー(iGen 3/Color DocuTech 60/Color DocuTech 60V/
 Docu Color 7000/4127 Light Publisher/4112 Light Publisher)
②コニカミノルタユーザー(ON DEMAND PUBLISHER C65/Pagemaster Pro 6500)
③HPユーザー(Indigo press 5000/5500)
④オセユーザー(Vario Stream 9000)
(2)高速インクジェットユーザー
①インフォプリントソリューションズユーザー(InfoPrint 5101 AD1/AD2)
②理想科学ユーザー(オルフィスHC 5500)
(3)大判インクジェットユーザー
(3)-1.溶剤系大判インクジェットユーザー
 ①ローランドユーザー(S5500)
 ②ミマキエンジニアリングユーザー(JV 3-250)
(3)-2.水系大判インクジェットユーザー
 ①セイコーエプソンユーザー(PX10000)
 ②HPユーザー(5500PS)
Ⅳ.調査対象期間及び調査範囲
1. 対象期間
2005年~2008年実績、2009年見込~2010年計画
2. 調査対象範囲
対象範囲は日本
Ⅴ.調査方法
1. 取材対象メーカーへの直接訪問面接調査
2. 公開されている文献、資料、統計等の分析及び調査
3. 弊社に蓄積されているデータの活用
Ⅵ.調査形態、調査期間、他
1. 調査形態
 本調査はマルチクライアント方式による調査である。
2. 調査期間
 2008年8月~2008年12月
3. 調査報告書刊行日
 2009年1月28日
4. 提出報告書
 A4判ワープロ製本
5. 1社あたりの参加費用
 ¥600,000-(消費税別)
6. 調査担当者
 野谷 充、吉田 晃介、山本 幸男
 Tel:03-3831-9201
 Fax:03-3831-9204
メールはこちらまで
7. 申込方法
こちらまで
サマリ(Executive Summary、サンプルページ、目次など)はこちらをご覧ください。(PDF)
8. 返品の取り扱い
破れ、データ破損等、不良品の場合はお取り替えしますが、それ以外の場合は情報商品という性質上、開封後のお客様のご都合による返品には応じませんのでご了承ください。
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